環境研究総合推進費S-10プロジェクト(地球規模の気候変動リスク管理戦略の構築に関する総合的研究)、国立研究開発法人国立環境研究所は、2015年12月の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)でのパリ協定への合意以降、気候変動問題への国民の関心が高まっていることをふまえ、S-10プロジェクトの研究成果について普及を図るとともに地球温暖化対策の長期目標について市民とともに考えることを目的として、シンポジウムを開催します。

本シンポジウムは、2012年6月より開始された上記プロジェクトの研究活動の一環として開催されるものです。

主催:環境省環境研究総合推進費戦略的研究プロジェクトS-10
共催:国立研究開発法人国立環境研究所

プログラム

14:00-14:10 開会挨拶

 

  • 竹本明生(環境省地球環境局研究調査室・室長)

 

14:10-15:50 講演

 

「パリ協定の長期目標をどうとらえるか?-ICA-RUS プロジェクトの成果より」

  • 江守 正多(国立環境研究所)

「今世紀の排出が1000 年先の未来を決める̶ティッピングとは何か?」

  • 鼎 信次郎(東京工業大学・教授)

「大規模緩和策は何をもたらすか?-ネガティブエミッション/気候工学の波及効果」

  • 森 俊介(東京理科大学・教授)

「国際合意と社会的合理性:目標選択における社会の判断」

  • 藤垣 裕子(東京大学・教授)

 

16:00-17:00 パネルディスカッション

 

司会:江守正多

  • パネリスト:滝 順一(株式会社日本経済新聞社)・講演者

お問い合わせ

シンポジウム事務局(株式会社プライムインターナショナル内)
TEL:03-6277-0117 FAX:03-6277-0118 E-mail:s10_2016@pco-prime.com