開催趣旨

科学技術創成研究院(IIR)は、東京工業大学の研究力を加速的に強化推進することを目指し、学内の部局・研究組織を再編して2016年(平成28年)4月1日に創設されました。現在は、明確なミッションを持つ4つの研究所と5つの研究センター、および、卓越した研究者が最先端研究を行う14の研究ユニットで構成されています。IIRは、学内外、国内外の研究機関との連携・人事交流を活発に行い、新たな研究グループを生み出すことで、革新的な科学技術の開拓や新たな研究領域の創出、さらには、将来の産業基盤の育成や人類社会の課題解決などを強く意識して活動しています。今後一層の発展を目指して、シンポジウム「大学における未来の研究組織を考える」を開催いたします。

開催概要

開催日時

令和4年2月21日(月)13:00〜18:10

開催方式

Zoom Webinar によるオンライン開催

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  • プライバシー保護の観点から、無断に画面をスクリーンショットや録画・録音・撮影等をすることはご遠慮ください。

イベントについてのお願い

イベントの参加申し込みは先着順となりますので、お早目にお申込みいただきますよう、ご注意ください。 記録・広報などを目的として、イベントの様子を写真や動画で撮影する場合があります。予めご了承ください。 内容等は変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 登壇者やプログラムに関する情報については、変更や追加決定事項があり次第、随時更新をさせていただきます。

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プログラム

13:00

オープニング(開会挨拶)


13:15

科学技術創成研究院の紹介


13:15
研究院の概要

13:35
研究院の活動

13:55
研究院の支援体制
  • 田中 陽子(科学技術創成研究院長補佐 / 科学技術創成研究院業務推進課長)
14:05

科学技術創成研究院との共創


14:05
情報理工学院が研究院との共創に期待すること

14:15
リベラルアーツ研究教育院が研究院との共創に期待すること
14:25

科学技術創成研究院で開花した研究成果


14:25
よい研究環境つくりを目指して -細胞制御工学研究センターの立ち上げ-
  • 大隅 良典(細胞制御工学研究センター長 / 栄誉教授)

14:45
未開拓の蛋白質の世界を探る

15:05
理論計算・データ科学の融合による新材料開発の革新
  • 熊谷 悠(フロンティア材料研究所 准教授)

15:25
Edge AIによるウシのサイレントボイスの傾聴
  • 伊藤 浩之(ナノセンシング研究ユニット 准教授)

15:45
超低侵襲ケミカルサージェリーの実現を目指した薬物送達技術
16:05

休 憩

16:25

パネルディスカッション「大学及び研究機関のさらなる研究基盤強化に向けて」


ファシリテーター
パネリスト
  • 寺内 正己(東北大学 多元物質科学研究所長)
  • 辻井 敬亘(京都大学 化学研究所長)
  • 山本 雅(沖縄科学技術大学院大学 研究担当ディーン)
  • 明渡 純(国立研究開発法人産業技術総合研究所 先進コーティング技術研究センター長)
  • 大橋 直樹(国立研究開発法人物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点長)
  • 久堀 徹(科学技術創成研究院長)

17:45

講演「大学附置研究所改革と科学技術創成研究院への期待(仮)」


  • 黒沼 一郎【予定】(文部科学省研究振興局大学研究基盤整備課長)
18:05

クロージング(閉会挨拶)


  • 渡辺 治(東京工業大学 理事・副学長(研究担当))

*プログラムは変更される場合があります。

登壇者略歴

益 一哉
益 一哉
東京工業大学 学長
東北大学電気通信研究所で助手、助教授を務めた後、2000年より東京工業大学にて教授として研究・教育に尽力。2016年、研究力を加速的に強化推進し新規・融合分野研究を促進する新たな組織として設置された科学技術創成研究院で、初代研究院長として多様性を重んじながら組織をまとめ、研究力向上に貢献した。2018年4月より現職。「自由な発想と協調により、革新的創造を生み続ける大学」を掲げ、世界最高水準の教育研究活動の展開をリードしている。専門分野は電子デバイス、集積回路工学。
池田 貴城
池田 貴城【予定】
文部科学省 研究振興局長
準備中
久堀 徹
久堀 徹
科学技術創成研究院長
早稲田大学、横浜市立大学で助手を務めた後、東京工業大学で助教授/准教授、教授を務め、同大学科学技術創成研究院化学生命科学研究所長等を経て、2020年4月から現職。科学技術創成研究院で、研究者の自由な発想を大切にし、新たな研究領域の創出、異分野融合研究を推進。科学の知見を新たな価値の創造に展開して社会・産業の課題解決に資する技術に育てること、世界トップレベルの研究成果を創出する組織であり続けることを目指している。専門分野は植物生化学(レドックス制御、生体エネルギー変換)。
大竹 尚登
大竹 尚登
科学技術創成研究院副研究院長
1963年神奈川県横須賀市生まれ。1989年東京工業大学助手、1993年同助教授、2006年名古屋大学助教授、准教授を経て、2009年東京工業大学准教授、2010年同大学教授、2015~18年に同大学副学長(研究推進、研究企画担当)を兼務。2020年度から同大学科学技術創成研究院副研究院長、未来産業技術研究所所長として異分野融合研究と産学連携研究を推進。東京工業大学基礎研究機構広域基礎研究塾長(2019~)、東京工業大学未来社会DESIGN機構副機構長(2018~)として若手教員の育成と東工大未来年表、未来社会像の作成に取り組む。専門は機械材料・材料加工。
田中 陽子
田中 陽子
科学技術創成研究院長補佐 / 科学技術創成研究院業務推進課長
1985年香川医科大学採用。その後、独立行政法人メディア教育開発センターを経て2002年東京工業大学着任。2006年独立行政法人大学・評価学位授与機構評価事業部、2013年文部科学省研究振興局研究振興戦略官付、2016年東京工業大学研究推進部研究企画課長を務めた後、2019年7月から現職。
横田 治夫
横田 治夫
情報理工学院長
東京工業大学卒・修士了、第五世代コンピュータプロジェクト研究所、富士通研究所、北陸先端科学技術大学院大学助教授、東京工業大学准教授、教授を務め、2018年4月から現職。サイバーセキュリティ、データサイエンス、AIを主軸として、情報理工学院における情報に関する高度な基礎研究から最先端の技術に関する教育研究を推進。他部局と連携した全学体制の「社会的課題解決型データサイエンス・AI研究推進体」を設置し様々な研究課題に取り組むと同時に、大学院レベルでのサイバーセキュリティ、データサイエンス・AIの全学教育を実施している。専門分野はデータ工学、ディペンダブルコンピューティング、データベース、電子カルテデータ解析等。
上田 紀行
上田 紀行
リベラルアーツ研究教育院長
愛媛大学准教授を経て、東京工業大学准教授/教授。2016年より新設のリベラルアーツ研究教育院長として、教育改革に携わる。「癒し」をキーワードに日本人の生きづらさからの解放を論じるほか、教育、宗教、社会を横断した提言を行う。中央教育審議会委員、読売新聞読書委員、毎日新聞論壇時評担当、テレビコメンテーターとしての活動など、社会的な発信を多く行っている。22年1月より日本経済新聞夕刊「明日への話題」を担当。著書に『生きる意味』(岩波新書)、『立て直す力』(中公新書ラクレ)、『目覚めよ仏教!—ダライ・ラマとの対話』(NHKブックス)、『とがったリーダーを育てる-東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡』 (中公新書ラクレ)ほか。
大隅 良典
大隅 良典
細胞制御工学研究センター長 / 栄誉教授
1945年福岡県生まれ。県立福岡高等学校を卒業後、1963年に東京大学に進学。同大学では今堀教授に師事し分子生物学を専攻、同大学・大学院にて理学博士を取得した。その後、1974年に米国のロックフェラー大学・エーデルマン教授の下で研究し1977年に帰国。帰国後は東京大学理学部で液胞の研究を行い、1988年に同教養学部でオートファジーに関する研究を開始し、1996年より基礎生物学研究所、2009年より東京工業大学で同研究を続け、オートファジーに関するメカニズム解明への寄与で、2016年にノーベル生理学・医学賞を単独受賞。現在も同研究を継続するとともに、2017年に大隅基礎科学創成財団を設立し理事長として、基礎科学の発展に努めている。
田口 英樹
田口 英樹
細胞制御工学研究センター 教授
東京工業大学資源化学研究所で助手を務めた後、東京大学で助教授/准教授を務め、2010年4月から東京工業大学大学院生命理工学研究科教授。2016年4月から現職。専門分野は生化学、蛋白質科学。特に、細胞内での蛋白質の構造形成や恒常性をケアする「利他」分子である「分子シャペロン」の研究を30年以上進めている。他にもプリオンや蛋白質が誕生する過程(翻訳)の研究を手がける。また、新たな蛋白質科学の創出を目指した関連分野コミュニティーの立ち上げや発展にも注力し、科研費の新学術領域研究「新生鎖の生物学」(2014-2018年度)、学術変革領域研究(A)「マルチファセット・プロテインズ」(2020-2024年度)で領域代表を務めている。
熊谷 悠
熊谷 悠
フロンティア材料研究所 准教授
京都大学博士(工学)を取得後、京都大学特定研究員、JSPS海外特別研究員、東京工業大学元素戦略研究センター特任教員などを経て、2019年より東京工業大学科学技術創成研究院准教授。理論計算及び情報学を用いた計算材料学を専門とし、新材料探索を目指した研究を日々推進している。
伊藤 浩之
伊藤 浩之
ナノセンシング研究ユニット 准教授
日本学術振興会特別研究員PD、富士通研究所 プラットフォームテクノロジー研究所 研究員、東京工業大学 精密工学研究所 助教を務めた後、2013年から東京工業大学 准教授、2020年からナノセンシング研究ユニットリーダー、エヴリム株式会社(東工大ベンチャー)代表取締役、高周波・アナログ集積回路技術を軸として、CRESTで超高感度加速度センサの研究を、JST COIで畜産用Edge AIシステムの研究開発・社会実装を進めるなど、エレクトロニクス・集積回路技術の新分野・新応用の開拓に挑んでいる。
野本 貴大
野本 貴大
化学生命科学研究所 助教
2014年東京大学博士(工学)を取得後、東京工業大学資源化学研究所助教。2016年より東京工業大学科学技術創成研究院化学生命科学研究所助教。精密設計高分子を利用した薬物送達技術を基盤とした新しいがん治療法の開発を行っている。特に、光線力学療法や中性子捕捉療法などの光・中性子・超音波と薬剤の融合に基づくケミカルサージェリーの研究を中心に行っている。既存の枠組みにとらわれない革新的な医療技術の開発を目指し、積極的な異分野融合研究を推進している。
寺内 正己
寺内 正己
東北大学 多元物質科学研究所長
東北大学理学部で学位を取得後、東北大学科学計測研究所で助手、講師、助教授を務める。改組により東北大学多元物質科学研究所助教授となり、2002年10月より同研究所の教授、2018年4月から副所長、2020年4月より同所長を務めている。専門分野は、電子線分光学、電子回折で、電子顕微鏡を用いた物性解析技術の開発と応用を行っている。近年は、産官学連携により世界で初めて商品化に成功した小型・高性能な電子顕微鏡用軟X線発光分析装置のさらなる改良、普及活動やデータベース構築を行っている。
辻井 敬亘
辻井 敬亘
京都大学 化学研究所長
京都大学化学研究所で助手を務めた後、同助教授/准教授を経て、2008年2月から現職。この間、2018年4月より同所長を務め、国際共同利用・共同研究拠点などを推進。研究面では最近、高分子化学を基盤とした異分野/産官学連携により、持続可能社会の省エネ・安全安心に貢献すべく、ソフト&レジリエント・トライボロジー材料/システムの創出に注力。専門分野は高分子材料設計、制御ラジカル重合の基礎と応用、表面界面科学。
山本 雅
山本 雅
沖縄科学技術大学院大学 研究担当ディーン
アメリカ合衆国、NIH、癌研究所、研究員、東京大学医科学研究所、助手、助教授、教授、研究所長をへて、2011年4月から沖縄科学技術研究基盤整備機構代表研究者。2005年から2011年は日本学術会議会員を務めた。2012年10月から沖縄科学技術大学院大学教授、2019年4月からは教授兼研究担当ディーン。この間2015年10月から2020年3月まで理化学研究所生命医科学研究センター長を兼任。2012年から8年間には、日本科学技術振興機構CREST研究総括として、「生命動態の理解と制御のための基盤技術の創出」プログラムを牽引した。専門分野は分子生物学、分子腫瘍学、RNA生物学。
明渡 純
明渡 純
国立研究開発法人産業技術総合研究所 先進コーティング技術研究センター長
1988年早稲田大学理工学部助手を経て、1991年通産省工業技術院機械技研入所、2001年独立行政法人・産業技術総合研究所・グループ長、2010年同研究所・首席研究員兼務、2015年から先進コーティング技術研究センター・センター長、現在に至る。「常温衝撃固化現象」の発見を期に以来、300社を超える数多くの民間企業連携の中で、AD法によるセラミックスコーティングの研究開発、社会実装に取り組む。2002~2006年度経済産業省ナノテクノロジープログラム・プロジェクトリーダー。
大橋 直樹
大橋 直樹
国立研究開発法人物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点長
1992年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て1993年より東京工業大学工学部助手、その後、1999年に客員学識者として米国・マサチューセッツ工科大学に出向した後、2000年に科学技術庁無機材質研究所(当時)に主任研究員として着任。その後、改組などを経て、現職は、物質・材料研究機構(NIMS)機能性材料研究拠点長。「使える材料」、「使えるプロセス」を目指した研究開発を継続。専門は、結晶成長・結晶化学と無機材料物性。
黒沼 一郎
黒沼 一郎【予定】
文部科学省研究振興局大学研究基盤整備課長
準備中
渡辺 治
渡辺 治
東京工業大学 理事・副学長(研究担当)
東京工業大学で助手を務めた後、カリフォルニア大学サンタバーバラ校キー・ファン客員助教授。その後、東京工業大学で、講師、助教授、教授を務め、文部省学術調査官(併任)、同大学情報理工学院長等を経て、2018年4月より現職。産業界との共同研究を本格的に進めていく組織「東京工業大学オープンイノベーション機構」の機構長としても、新規事業開拓から社会実装までを総合した共同研究を推進している。専門分野は理論計算機科学(計算複雑度理論、アルゴリズム論)。